『てすうと』(風塵社)松山猛さんの著書で、“遊び”シリーズの一巻
『てすうと』の第1章「更紗路紀行」は世界各地の生地に出会う旅行記。
この本は、以前に読んだまま完全に存在を忘れていたんだよね。
再度読み返してみても、名前だけは知っている街や生地の話が興味深くて、歴史的な観点から考察されたストーリーに新たな発見があったり、活字からいただくヒントが満載。
インドの件では勿論ジャイプールでの日々も書かれていて、著者と同じルートで、同じモノを見たり、同じレストランで食していたりと完全に記憶の奥底に刷り込まれていたとしか思えないくらいに後を辿っていてビックリ!笑笑。
著者の紀行からマルティニーク、インドネシア、プロバンス、台湾の生地に纏わる興味深々の内容に、未だ見ぬ世界への妄想は尽きないよなあ〜。
「不思議な布の世界は、まださらに続くのである。『てすうと』に魅せられた者の旅は、どこへ向かうのかわかりはしない。」と著者は結んでいる。
未だ見ぬいろんな世界を見てみたいけど、当分はインドとうまく付き合えるようになる為に通うしかないんだろうな~笑
動画は、ガンジス河で洗濯後に布を乾かす様子。
次回に続く。
<現実の旅インド、これまでの記事>
・現実の旅インド【その1】
・現実の旅インド【その2】
<インドへの旅、そのきっかけは?>
・妄想から現実の旅インドへ1
・妄想から現実の旅インドへ2
・妄想から現実の旅インドへ3
・妄想から現実の旅インドへ4


















