恒例!AUBERGE2022春夏全型解説編フルバージョン。
当時の記憶や記録、こじつけや推測を絡めながら書いてみます。
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「渋カジ」とは渋谷カジュアルの略で、1985年頃〜1992年春頃に流行したアメカジをベースにしたストリートファッションだ。主な担い手は1971〜74年生まれの団塊ジュニア世代。渋カジは、85〜87年のアメカジ期、88〜89年の渋カジ期、90〜91年のキレカジ&ハードアメカジ期、91〜92年の終焉期の4つに大別できるが、一貫して変わらなかったのはアメリカ製のジーンズが主役だったことだ。
1969年熊本生まれ。ビームス プラスのディレクターを務めたのち、2012年より自身のブランド「KENNETH FIELD™(ケネス フィールド)」を始動。「For NEW TRADITIONALIST」をコンセプトに、アメリカントラディショナルを多角的にアップデートしたアイテムを提案する。2014年まで「バラクータ ブルーレーベル」のデザインを担当。2014年には「ルウオモヴォーグ」と「 GQイタリア」が主催する新人デザイナー「THE LATEST FASHION BUZZ」に選出される。
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。