早いもので2021秋冬からもう半年!?と思いきや、まだ4ヶ月しかたってなかったんですね。というのも、実はオリンピック月間で我々展示会形式で受注をいただくアパレルブランドは2択を迫られておりましてー・・・。展示会をオリンピック前に行うか?後に行うか??これって結構運命分けるんですよ。生地屋さんが在庫を昔の様に積まなくなっている昨今、オリジナル素材依頼がある時期産地に集中するらしく、ただでさえコロナ禍で週休3〜4日なんてペースなものですから、全然上がってこないんです、素材が・・・。これを打破するには少しでも早い展示会&集計発注でリードタイムを稼がないといけない、そんな感じで我々は前回から半年経たずしての早いタイミング展示会開催となりました。
はい、で、こちらが本番前夜の恒例全型解説動画となります。AUBERGE製品にご興味を持っていただいている皆様はもとより、実はいっしょに開発に携わっていただいている職人、工場の皆様への、こんな洋服になりました発表会でもあったりして、そちら方面でもご好評いただいております。農家の方が丹生込めた野菜がプロの手を経るとどんな料理に変化したか?は実はそれを見る機会って少ないと思うんです。それの洋服版ってワケです。なのでこの動画アプローチって今までアパレルにはなかった行為なので、今後どう更なるエンタメ化するかも検討中なのです。ホントは企業秘密の名の下に開発プロセスなんて門外不出なんですが、渦中にいるとこんな面白いこと秘密にしておくのがもったいなくて・・・なのです。それでは宜しくお願いいたします!!
1966年湘南・鵠沼生まれ。県立鎌倉高校卒業後、文化服装学院アパレルデザイン科入学。3年間ファッションの基礎を学ぶ。88年、卒業と同時にフランスへ遊学。パリとニースで古着と骨董、最新モードの試着に明け暮れる。今思えばこの91年までの3年間の体験がその後の人生を決定づけた。気の向くままに自分を知る人もほぼいない環境の中で趣味の世界に没頭できた事は大きかった。帰国後、南仏カルカッソンヌに本社のあるデニム、カジュアルウェアメーカーの企画として5年間活動。ヨーロッパでは日本製デニムの評価が高く、このジャンルであれば世界と互角に戦える事を痛感した。そこでデザイナーの職を辞して岡山の最新鋭の設備を持つデニム工場に就職。そこで3年間リアルな物作りを学ぶ。ここで古着全般の造詣に工場目線がプラスされた。岡山時代の後半は営業となって幾多のブランドのデニム企画生産に携わった。中でも97年ジルサンダーからの依頼でデニムを作り高い評価を得た。そして98年、満を持して自己のブランド「Slowgun & Co(スロウガン) / http://slowgun.jp 」をスタート。代官山の6畳4畳半のアパートから始まった。懐かしくて新しいを基本コンセプトに映画、音楽等のサブカルチャーとファッションをミックスした着心地の良いカジュアルウェアを提案し続け、現在は恵比寿に事務所を兼ね備えた直営店White*Slowgunがある。趣味は旅と食と買い物。
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。