
今回、Arch札幌店とArch東京店でRich’s original buffalo plaids cotton flannel shirtsの販売と世界限定50着の503 Hunting coatの予約会を開催します。
先ずは、Rich’s original buffalo plaids cotton flannel shirtsの話から、ウールリッチ ジャパン社との契約がスタートする前に、自分なりに同社に対して何が出来るのか?を慎重に考えました。
①からの続き
自分の手元には、ウールリッチ社の過去の資料(製品カタログ)があり、それを最初からじっくり眺めていました。ある日、その資料の中である事に気づきました。
ウールリッチと言えば、赤黒チェック柄をイメージしますが、その赤黒のチェック柄には2種類のパターンが存在していました。
一つは正方形に近いチェック柄、もう一つが長方形のチェック柄。
そして、後者には「Rich’s original buffalo plaids」と書かれていました。
昔のカタログを縮小したコピーのようなもので英字は擦れて潰れていて見辛く、iPhoneで撮影拡大したり、コピー機で拡大プリントしてやっと判明。笑
毛織工場のブランドが作るシャツにORGINAL(オリジナルとは、原型や最初の、独自の、という意味を持つ)と明記している事がとても誇らしく、コレこそがWoolrichの生命線だと確信できた。幸運にも赤と黒のチェック柄というところから、一気に道が開けたような気がした。
資料を眺め続けると、この「Rich’s original buffalo plaids」の記載は1963年にはなくなっている。
表記に関する法整備が整いはじめた頃?もしくは商標権の問題だったのか?
真相は分からない。

ブランドの根幹、礎になるような何かを再構築する為には、赤黒チェックのoriginal表記以外に、いくつかの点、キーワードが必要でした。
点が線になり面を構成出来るように、、、。
続く


















