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STORY

塊炭飴とDanny Boy



札幌でイベントを終えて千歳空港のお土産物屋をブラブラしている時に発見した「塊炭飴」が抜群に旨い。
ニッキの味が強いのでそれが苦手な人には向いてない。
たまに咽るくらいニッキが強いがこの強みが、これまた旨い。
今流行りの〇〇少なめとか〇〇ライトな感覚はないに等しく、
不揃いで黒い石炭のような塊炭飴は攻撃的な旨味の飴。
パッケージの裏にある能書きを読んでみるとその石炭に由来するらしい。
袋詰めされた飴が個々に梱包されていないのがまたいい。
東京で買えないものかと探してみると「北海道どさんこプラザ 有楽町店」で売られていた。
僕は石炭がきれると有楽町へ行き調達するようにしている。
札幌でのイベントはここ3年で7回を開催していただているが、
帰路の機内ではこの「塊炭飴」をガリガリやるのが習慣になった。
ガリガリやりながら悶々と反省会をする。BILL EVANS の"Danny Boy"を聴きながら。 
たまに咽ながら。

SALUTE LIFE!

Hirofumi Yamashita

MOJITO Designer山下 裕文

1968年熊本県生まれ。服飾専門学校を卒業後、スタイリストアシスタントを経ていまもなお伝説として語り継がれる「PROPELLER」でプレスバイヤーとして活躍をする。その後、米国の西海岸を代表するショップの日本初の展開時には、ジェネラルマネージャーとして勤務。2005年に独立し英国の老舗ブランドやストリートからアウトドアブランドなどの契約業務を手掛けてきた。2010年に自身のブランド「MOJITO(モヒート)/ http://mojito.tokyo」をスタート。ブランド名は、ヘミングウェイが愛したとされている(モヒート)に由来。毎シーズンのコレクションでは、ヘミングウェイの作品を読み説き自身の服に対する哲学を通し、ヘミングウェイの人物像や時代背景、生活シーンなどをそれぞれのアイテムのディテールで表現。MOJITOとは、この稀代の文豪へのオマージュであり、男たちのための「道具としての服」の名でもある。