僕の知人で予定やメモを一切書き留めないひとが数人いる。スマホやパソコンでも管理をされないその人達の管理能力には毎回驚くばかりだ。そしてこの人達は絶対に約束を変更したり約束に遅れたりすることがない。これは一種の特技に近いもので僕のような凡人には到底真似のできない技である。さて、今回のテーマである手帳。手帳カバーは使い続けて今年で17年目に突入した。僕の場合は約束や連絡事、その他諸々をこの手帳に書き込むことで一旦全部忘れてしまうようにしている。一日の終わりにこの手帳を確認してその日を終えて、翌日の朝はその日にやること等の確認作業を行うのが日課である。この手帳カバーはそれなりに「味」が出てきているが、その限度を超えて煮物のようになってきた。たまに布で擦ると天井の照明が映り、気合を入れて磨き上げると顔も映ってしまう程の光沢が出るようになった。カバーと共に使い続けている Quo Vadis 社の Executive は、使い始めた2002年から少しずつちょっとした変化はあるが、本当に使いやすく満足している。そしてこの手帳カバーは ARTS & CRAFTS 社のもので、こちらにも大満足して使い続けている。そろそろ手術か引退の日も近いような傷み具合であるが、ここまできたらあと3年！！なんとか老体に鞭を打って頑張っていただき20年を迎えたいと思っています。

SALUTE LIFE!