とまあ今さら嘆いてもしょうがないので、これからはそういった着こなしは、自分ひとりで楽しむしかなさそうです。私が持っているとっておきの一足は、「グッチ」が2011年に発表した『1921コレクション』という限定ライン。エレガントなフォルムやイルチアっぽい上質なカーフに加え、たまらないのはサイドにもバックにもジップがついていないという潔さ。それゆえにめちゃくちゃ格好いいのですが、そりゃ履く人を選ぶわな。
このブーツにコーデュロイのジョッパーパンツのすそをインして、「アルニス」のイエローっぽいツイードのロングコートをガバッと羽織り、トドメに別珍のハンチング帽・・・。そんな時代錯誤な出で立ちで真冬のパリの夜をひとり歩きするときは、僕にも『ミッドナイト・イン・パリ』現象が起きるような気がして、ちょっとドキドキしてしまうのです。そういう楽しみは、もうファッションには求められてないのかな?
人目に触れない家の中でこそ、密かに楽しんでいるアイテム。AMVARたちが自分だけの楽しみとしているアイテムは、どんなものなのでしょうか。
家で時間があるときに、手入れしておきたいアイテム。AMVARたちは、どんなものを手入れして過ごしているのでしょうか。
家時間が長くなるなか、家の片付けや衣替えをしたという方も多いと思います。AMVERの皆さんがそんな片付けのなかで見つけた懐かしいアイテムとは?
長くなった自宅で過ごす時間に潤いを与えてくれたり、リラックスできるアイテムは?AMVERたちの籠りスタイル。