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男の履歴書たるジーンズジーンズに終わりはない

僕の世代(1976年生)なら大抵そうだと思いますが、本当にいろいろなジーンズをはいてきました。
1988年〜(激ダサ期)/近所のジーンズショップで買ったケミケルウォッシュのペダルプッシャー(笑)
1991年〜(色気づき期)/川越の「マルカワ」で買ったエドウィンの「ロンドンスリム」ブラック
1993年〜(アメカジ期)/リーバイスの復刻モデル
1994年(古着〜フェミ男期)/リーバイス517にはじまって646
1995年〜(モッズ期)/リーバイスの505ホワイト
1996年〜(裏原宿期)/エビスとかドゥニームの復刻モデルか、501ブラックのユーズドか後染め
2003年(LEON期)/ドルチェ&ガッバーナのダメージジーンズ(笑)
・・・こうやって列挙してみると、ジーンズの歴史は自分の履歴書のようで、こっ恥ずかしくも楽しいものですな。
そんな紆余曲折を経て今私が持っているジーンズは、501がたったの数本。しかもあまりはいていません。実際のところ快適というわけでもないし、突き詰めていくと着こなしも意外に難しい。ジーンズってなんにでも合うようでいて、合ってなかったりするんだよな〜。
そんな僕の理想のジーニストといえば故・加藤和彦さん。超貴重なXXのヴィンテージに英国でビスポークしたジャケット、足元はポールハーデン・・・てな具合で、異次元に格好いい。僕も真似してビスポークのジャケットに、手持ちのビッグEとか66モデルを合わせてみてはいるものの、なんだかしっくりこないんですよね。やっぱり手縫いのビスポークにはXXくらいじゃないと不釣り合いなんだろうか? なんて突き詰めていくと、もはや残されているのは修羅の道。この道を行くべきか、戻るべきか・・・ここ数年は足踏みしている状況なのです。