毎日フラフラとよく歩くのでスニーカーを履くことが多くなったが、本当は革靴を履いて毎日過ごしたい。スニーカーの難点はひとつだけ、どうしてもムレてしまうこと。足が冷えるという人もいるが少し羨ましく思う時もある。僕の場合レザーのサンダルかスリッポンタイプのレザーシューズが一番合っているようだ。それは足の汗や湿気を革が吸収してくれるからだろう。そこでソックスは色々と試してみた方だと思う。過去最高に自分に合っていたソックスは、アメリカ製 WIGWAM 社のソックス。原宿時代に取り扱いがあり足首までのソックス（テニス用）は、爆発的に売れた。当時レジ〆の作業で売れたタグを並べて仕入れ台帳から引き算をして在庫を管理していたので、そのタグの多さには正直ウンザリするほど毎日売れていた。今年の夏も原宿の大型スポーツ店で購入した履き心地は当時のまま、なんだかホッとした。ただ値段が少々お高くなっておりビックリもしたが、このソックスの履き心地からするとまだ安いと言えるだろう。ここ最近、数人からある日本製の靴下がいい塩梅だと教えてもらった。その工場へ取材をされたライターさんの話を聞く機会があり聞いたが最後、無性に試してみたくなりお取り扱いのある神保町の NEST さんへ行き購入してみた。特に新しいとか限定とか珍しいとかは全く響かなくなったのだが、着心地や履き心地などの普通のアイテムで少し違うとなると、ごく稀にリミッター制御不能となる。店主の商品説明とフラッシャーに付く説明文を読むと「リネンの糸とコットンの糸・・・（中略）汗・ムレ・熱を発散・・・・・」とある。これは買うしかない！即、白色の在庫数を訊いてみると「山下さん白でいいんですか？この2色はうちの別注ですけど・・・」と、軽めのジャブが飛んできた（笑）。
まだ一度しか試していませんが、似たようなコットン100％のリブソックスとは全く違います。コンセプトは”一生愛せる消耗品”。長いお付き合いが出来そうなソックスです。

SALUTE LIFE!