2016年秋冬シーズンの MOJITO アイテムは、コートもシャツもパンツもコーデュロイだらけ。3アイテムに横串をさした素材使いは今シーズンが初めてのこと。コーデュロイの魅力はなんと言ってもその光沢と肌触りのよさにあるが、子供の頃は大嫌いな素材だった。どことなくヤワな感じがしてどうも自分にはシックリこなかった。そんな大嫌いだった素材も LEVI'S の519に出会いだんだん好きになる。グラミチのコーデュロイショーツと L.A の某セレクトショップが別注した老舗シャツメーカーの細畝コ―デュロイを製品染したシャツは、畝が無くなり丸坊主になるまで何本も穿き潰し着倒した。30代後半から不思議とコーデュロイで作られたアイテムを全く着なくなったのだが、この秋冬はその反動が一気に爆発。今シーズンのアイテム全てをコーデュロイで作ろうとも考えたが、それは流石にやめました（苦笑）。不思議ですねー。今年もやっぱりこの季節になると早く冬物を着てみたいとワクワクしています。今年も残暑が厳しいようで、太畝のコーデュロイを涼しい顔で着られるのは、秋のイベントがはじまり札幌で味噌ラーメンを食べる頃になるだろう。
SALUTE LIFE!