『そうですねー。MOJITO を立ち上げてから毎年8月下旬から9月10日まではフロリダにいますよ。前半はマイアミで過ごし、特に決まったホテルには泊まらず、友人の家を転々としていることが多いですねー。後半はフロリダ州最南端の Key West に必ずいます。ここでは、自分へのご褒美に買った小さな白い2階建ての家でのんびりと過ごしています。日が昇る時間から仕事をして、お昼には仕事を終え、酒を飲み昼寝をし愛艇で釣りに出かけたり。あとは浅瀬の海で読書をするのが気に入っています。気が向けばキューバへ行くことありますよ。キューバではハバナ市街にある、老舗のバーフロリディータで四六時中酒を呑んで過ごします。はい、仕事は一切しません。時間はたっぷり有りますし、日はまた昇りますから。それで、世界七大 Bar のひとつであるこの店では、世界で最も旨いと絶賛されるフローズンダイキリを注文します。このダイキリをヘミングウェイはこう表現しました。『バーテンのコンスタンテが作るこの酒は逸品で、アルコールの味が殺してあり、飲むほどに粉雪蹴散らしながら氷河をスキーで滑降する心地・・・・六、七、八杯目にはザイル・パーティーも組まずに氷河をスキーで急降下する心地』普通の人は八杯も飲みませんが・・・。こんな感じで毎年夏のバケーションを GERRY のショートパンツと共に過ごしていますねー。』
8月9日いよいよ東京に猛暑日がやってきた。うだるような暑さと千代田線のキンキンに冷えた冷房の中で爆睡し、地下鉄でみた雑誌取材の夢の内容に GERRY の短パンをぶっ込んだ内容で誠に恐縮ではございますが、今回の AMVAI 噺とさせて頂きます。「自分へのご褒美に買った小さな白い2階建ての家」、いつか言ってみたいです(苦笑)
SALUTE LIFE!
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。