その中でも特にデカいこの『 John Chapman 』のバッグを気に入って使っている。フリーとして活動し始める頃に『 John Chapman 』を輸入されていた会社の社長にお願いをして、2つだけ輸入していただいた。1つは自分用に、もう1つは独立する際に色々と相談にのって頂いた先輩にプレゼントした。ナイロンの色と革とテープの色は選んで作ったので、恐らく同じデザインのこのバッグはあまり見かけないはず。
ブランド設立当初にも大活躍をした。当初はサンプルの数が少なかったので、これにサンプルを入れて担いでまわり、バイヤーが宿泊している中目黒のホテルのロビーや渋谷のファミレス、恵比寿の喫茶店などで展示会風なことをする時に使っていた。キャリーバッグをひいて歩くのがあまり得意ではなく、国内出張時も出来るだけこのバッグを使っていたが、ここ最近は肩と腰が痛くなるので断念している。
この記事を書くにあたり、今も生産しているのだろうかと思い H.P を覗いてみると、ロゴマークがちょっと違うようだが『 Cargo Utility 』のアイテム名で今でもご健在なようだ。何だか嬉しいような悲しいような・・・。日本で大きなダッフルバッグを買おうと探してみても横長でアウトドアブランドのモノが多く、いい塩梅のバッグにはなかなかお目にかかれない。僕のように普段から英国仕立てのスーツを身に纏い戦う男たちにとって、スティーブン・キングが描くような夢と好奇心を目一杯詰め込むバッグはスーツと同じ英国生まれに限る。そして必ずデカくなければならないのである。
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