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サングラスの大人な役割少し見えないくらいの方が心地いい。ANNE et VALENTIN "BEBOP"

最初に買ったサングラスは American Optical の『 SKY MASTER 』で、次に手にしたのが Ray-Ban 『 WAYFARERⅡ 』だった。原宿で働いていた頃は、お店スタッフの殆どが WAYFARER を愛用しており、年に数回も会わない社長の WAYFARER(茶・鼈甲)をかけている姿は本当にかっこ良かった。お店のロゴが入ったTシャツに LEVI’S の505を穿き靴は必ずダーティーバックス。20代の僕らには到底真似の出来ない貫禄を強烈に感じていた。渋谷と原宿にあれだけの店舗のオーナーだったのにも関わらず、一度も雑誌に登場しない社長は、後にも先にも間違いなく WAYFARER が抜群に似合う N社長だけだろうと思う。いま、ふと思い出したが、新人の頃はガラスケースの中にあるサングラスの品番をまず覚えさせられた。当時の品番は全部で4桁か5桁。プライスカードにスタンプで押した品番と上代を見ないで軽快な手さばきでレジを打ち、どや顔でお客をみる。そんなことにも社風というか独自の掟と伝統があった。もとい、サングラスの話し!それからビンテージフレームにレンズを入れて何本か使用してみたりもした。ここ10年くらいは、フランス製の ANNE et VALENTIN の『 BEBOP 』を愛用している。因みにメガネも全く同じフレームを使っている。
全く飾りがないシンプルなデザイン、大きさや重さの全てを気に入っている。僕はあまり身の周り品を変えるのが好きではないので、恐らくこの先もずっとこのサングラスを愛用するだろう。
そしてサングラスには、自分用のふたつの絶対ルールがある。
1.着用時に眉が出てはいけない。またはその殆どが隠れてなければならない。
2.話したり笑ったりする時に上下に動いてはいけない。
メガネに携わるプロの人達からすると、もしかしたら当たり前の事かも知れないが、このふたつのルールは、映画や実際にみたりした経験値から自分なりに決めたルール。ここからは僕の主観となりますが・・・。サングラスをかけている素敵な人は、まず眉が見えない。背伸びしてサングラスをかけている素敵ではない人は、必ず眉がみえる。これからサングラスをかけている人を多く見かける季節になりますが、よーく見比べてみて下さい。サングラスから眉が全部出ている男性はちょっとだけ面白おかしく見えてしまいます。もちろん眉がみえても抜群に素敵な人も沢山います。これからの季節にはサングラスが必須アイテムとなり、特に僕の場合ドライアイと極度の乱視で、右の視力が0.7左が1.5といった具合で非常に良くない塩梅。ここ数年は老眼も進んでおりほぼフル装備になった。度入りのこのサングラスがなければ、夏はまさに地獄だったが、去年くらいから外を歩く時には少し見えないくらいの方が心地よく便利なことが多いようにも思えてきたのは、何故だろうか(笑)

SALUTE LIFE!