そもそも捻くれ者の私は “イカニモ” な事に抵抗があり、“アメリカン・イカニモ・グッズ” の代表格であるこの食器たちには中々手を出せなかった。可愛いのは見た目だけで、やたら重たくていいお値段。それに、どう間違っても『霧島』には合わないよなァ・・・そんなバカな基準で難癖をつけながら、雑貨店のショーケースを眺めていたように思う。
そんな私も家族での沖縄旅行をきっかけに、“アメリカン・イカニモ・グッズ” に気を許すようになってしまった。南国ムードに煽られて 、ダイナーでデカいハンバーガーを頬張り、アイスクリームで口の周りをブルーに染めた。そんな旅先のユルユル気分で買ってみたのがマグカップ。ファイヤーキングとパイレックスをごちゃ混ぜに、いい感じのヤツを家族分買い揃えたのだった。
朝のコーヒーで使ってみて、その口当たりの良さにナルホドと膝を打つ。そのぽってりとしたミルクガラスは、通常のコップでは知らないうちに削がれていたデリケートな風味を、失う事なく口元へ届けてくれるのである。そう、それはみんな大好き “ビン牛乳” と同じ感覚だ。紙パックと中身が同じであっても、圧倒的にウマいのが瓶の牛乳。理論的な説明はできなくても、感覚的な “絶対” が間違いなくそこにある。
人目に触れない家の中でこそ、密かに楽しんでいるアイテム。AMVARたちが自分だけの楽しみとしているアイテムは、どんなものなのでしょうか。
家で時間があるときに、手入れしておきたいアイテム。AMVARたちは、どんなものを手入れして過ごしているのでしょうか。
家時間が長くなるなか、家の片付けや衣替えをしたという方も多いと思います。AMVERの皆さんがそんな片付けのなかで見つけた懐かしいアイテムとは?
長くなった自宅で過ごす時間に潤いを与えてくれたり、リラックスできるアイテムは?AMVERたちの籠りスタイル。