免許が無くなる前までスウェーデンの SAAB に乗っていました。これは当時一緒に仕事をした Marcel Lassance 氏が、1967年にジュネーブで開かれたモーターショーに出店された SAAB 900 TURBO 16 CABRIOLET (サーブ 900 ターボ 16 カブリオレ)のデザイン(内外装)を手がけた車です。ブラックのカブリオレ、格好良いですよね〜。
当然、全く同じものは見つからないのですがそんなの構いません。ミーハーな私は SAAB 9000 TURBO(サーブ 9000 ターボ)を即購入です。フロントボンネットの開き方、飛行機のコックピットをイメージしたハンドル周り、どこを取っても他に類を見ない独特のデザインでした。同じ車をあまり街で見かけなかったのも良かったな〜。今の車のデザインは個性もなく、どれを見ても丸っこくて同じように見え、全く興味がありません。僕は個人的に直線が使われたデザインの車が好きでした。免許も持ってない奴が言うな!と言われそうですね。
愛車を手放すのが辛かったことは言うまでもありません。それに加え、売った金額ではローンが完済できないのでパーッと使ってしまい、車も残ってないのにその後2年ほどローンを払い続けました。嫌な思い出です。
Marcel に当時のことを聞くと、本当はブラックマットのボディーをデザインしたそうですが、ボツにされたそうです。今でこそ、たまにブラックマットに塗装した車を見ますが、その当時はモダンすぎたのでしょうね。
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