防寒着としてムートン、ダウンなどがありますが、
暖かさではムートン = ダウン
格好良さではムートン > ダウン
気安さ(軽さ)ではムートン < ダウン
といったところでしょうか?
当然、両方持っていますが今では全く着ません。今ではダウンより軽量で保温性のある新しいものもあるようですが、やはり全く興味ありません。昔はモダンな洋服にあえて機能素材の無骨なアウトドアのものやミリタリーのものを合わせるコーディネイトが好きでしたが、ある時からそれも飽きてしまいました。ある時とは買い物病が悪化し、ダウン収集をしてしまった頃でしょうか? 家のハンガーラックに入りきらず、丸めてガムテープでぐるぐる巻きにとめて衣装ケース行きです。
でもイギリス製の THE NORTH FACE はよかったな〜。アメリカにはないデザインのそれはやはり Marcel Lassance のデザインでした。それをあえて大きめでウエストドローコードを絞ってスーツの上に着ていました。お店でも L , XL , XXL の3サイズ展開でした。
フランスの PYRENEX。これも最高品質のものでした。特に写真のフランス軍寒冷地区特殊部隊用に作られたこのモデルは最高峰です。実は以前フランスのボルドー近くの工場まで行ったのですが、こちらのラボの品質管理は素晴らしいものでした。
U.S. Air Force のムートンフライトジャケットもダサ格好いいですね〜。最近、 KIFFE(写真二枚目)は日本でブランド再生?リバイバル?してるようですが、本来はアメリカ軍への支給工場です。こちらは当時の本物ですが、やはり男臭さがいいですよね〜。女の子には絶対モテないアイテムですよね。これ着て六本木のお姉ちゃんのクラブ行っても女の子逃げていくでしょうね。銀座は入れてくれないかな?
でも所詮、どれもこれも東京じゃ着れないんですよね。こんなの着て満員電車乗ったら暑いわ、周りに迷惑かかるわ、、、今ではウールのコートにマフラーがおじさんの定番です。
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