僕のデザートブーツは、ちょっと違う。ごく稀に『アレ、なんだかソールが違うよね？』と言われることもある。この歳になっても自己満足の拘りを褒められると素直に喜びます。このデザートブーツは英国製で同じ色で2足持っていたうちの1足である。実はこのデザートブーツ、ソールを2枚貼り合わせるスペシャルなリペアモデル。もちろんクラークスジャパンでリペアをしていだいた。僕は黄色信号で靴のソールの張替えをするようなマメな人間ではないので、このデザートブーツはアウトソールに穴が開くまで履いていた。雨の日でも防水スプレーを大量に吹きかけて完全防水にして履いていた。雨だろうが雪だろうがこの靴の気分の日には、天候を気にすることなく履いていた。ところがある日、雨の日に履いていると靴の底から浸水してきた。嘘だろう！？と思い靴底をみてみると親指の付け根辺りのソールが摩耗して穴が開いている。黒色のデザートブーツをみてみると、やはり同じ場所が穴の開く寸前まで摩耗しているではないか・・・。まぁ、消耗品だし仕方ないと暫くの間放置していたが、もう英国製は売ってないしこの汚れ具合にも愛着があり捨て難いので、ソールを張り替える事にした。張替える度にコバが段々狭くなり、張り替える回数にも限界があると知り、それなら2枚重ねて貼って下さいとお願いするしかないと・・・・。こんな経緯で、このデザートブーツは見事に蘇ったのです。しかも強固なスペシャル・リペアモデルとして。ソールが厚くやや重たい感じも慣れると実にいい履き心地が気に入っております。約2センチのソールの厚みがあるので、このデザートブーツを履くと僕の身長に2センチプラスされて187cmになるところも、お気に入り（笑）

SALUTE LIFE!