このうっとうしい梅雨の時期になると引き出しの中から引っ張り出して使ってみようと思うが、断念する筆記具がある。手書きで仕事をすることが多いので、筆記具を替えるとなんとなく気分転換になる。その断念する筆記具とは、英国王室御用達ベロール社の『TURQUOISE #11』2ミリ芯ホルダー。梅雨時にせめて筆記具くらいは爽快な色を使ってみたいと思い試みるが、30分も使えない。その名の通りターコイズブルーの軸色が圧倒的な存在感。この色使いによくありがちなフワフワ感が全くなく、気に入っているポイントなんだけどこの芯ホルダーをしばらく使っていると、ペンライトで空中に描く絵のように、目と紙の間にターコイズブルーの残像が残る。慣れの問題もあるかと思うが、僕の場合何度挑戦してもダメなようだ。日本製やドイツ製と比べなければ使い心地にも満足してるし、この発色のターコイズブルーを使った筆記具は他ではない色だけに、僕の目との相性が合わないのが非常に残念。今年も試してみたが、やはりダメなようだ。
残念だけど、英国離れかな・・・。
27/6/2016

SALUTE LIFE!