「カラトラバ」って、写真で見ると究極にシンプルでアノニマスな時計のように感じるのですが、実際に腕にはめてみると、キリッキリに磨き込まれた針やインデックスなどが、思った以上に主張するんです。なのでビッグサイズとはいえない現行「5196」モデルのケース径37㎜ でも、なかなかに目立ってしまう。そう考えると「3796」モデルの約30mm というのは、上品に主張してくれる、実に絶妙なサイズであることに気づかされます。それにしてもパテック フィリップのみならず、現行品でこのサイズの機械式時計が市場でほとんど手に入らないってのは、いかがなものでしょう? だから数寄者はみんなアンティーク市場に流れちゃうんじゃないかなあ? ・・・なんて、時計素人が偉そうにいってすみません! 忘れてください!
購入してまだ数日なのですが、この時計は文字盤に光が差し込んだときの表情がなんともいえず、車の運転中にも思わずうっとりと見惚れてしまいます。「ポケモン GO 」よりも、私にとってはこっちのほうがキケン、かもしれません。
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。