Fit in Passport に登録することで、あなたにフィットした情報や、Fit in Passport 会員限定のお得な情報をお届けします。

ページトップへ

AMVARがこの冬買ったアイテム酒飲みと手袋

「…はい、革の手袋なんですけど…表は赤茶色のシープスキンで裏地にはベージュのシルクが張ってあります」「他に特徴はありますか?タグとか」「あ、CAUSSEというブランドタグが付いていて、Made in FRANCEと書いてあります」「分かりました…少々お待ちください。……はい、お待たせしました。お客様の手袋は川越駅でお預かりしています」「あ、ありますか!」
…池袋で先輩たちと飲んだ帰り、この冬に買ったばかりのレザーグローブを遺失した僕は、東武線お客様センターの返答を聞いて胸を撫で下ろした。手袋って、よく失くすアイテムの代表格だし、気をつけてはいたんだけど…まぁ、酔っていたのだろう。これまで、東京の冬に手袋なんて大して必要性を感じたことがなかったので、(あくまでファッションアイテムとしての)フィンガーレスのニットグローブやムートン素材のミトンくらいしか持っていなかったが、夏にママチャリを買ったこともあり、やはり真冬の自転車生活にグローブは必須アイテム。
裏地無しのペッカリーなんてのも考えたけど、個人的には表にハンドステッチがメキメキ見えているのが好きではなかったので、もう少し控えめで華奢なルックスのものを昨年末に購入したのだ。さすがに、買って2ヶ月で無くしたら落ち込むところだった。そういえば、この前のクリスマスに妻へレザーグローブをプレゼントした。こちらは1940年代製(CC41)のDent's、ディアスキン、アンライニング。内側には“D”makeのステンシル。現在ではあり得ない超絶パターンを駆使して丁寧に作られている。自分で使いたいくらいの逸品だが、サイズはおそらくUK7~6 1/2くらいで妻にピッタリ。
なんなら、これを失くされた方が落ち込むなぁ…。酒飲みの妻は片方だけのレザーグローブを沢山持っているから…。