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アナログ好きが選ぶデジタルガジェット赤丸の洗礼・Think Pad

とにかくデジタルモノに弱い。
小さくて機能的な小物は大好物だが、デジタルモノとなると語る口調もやや小声になる。特に珍しくも何ともないので、お忙しい皆さまはこの投稿は読まないで頂きたい(苦笑)。
そんな僕が普段持ち歩いているガジェットがこの4種。
出先でパソコンやスマホの電池切れによる仕事の中断が嫌なので、バッテリーは必ず持ち歩いているものの、大抵の場所には電源があるので殆ど使用しない。特に拘りもなく有楽町の大型電機屋で一番スタミナがありコードの数が少ないモノを下さい。と言って数年前に購入したバッテリー。直接コンセントに差し込めるのが便利。
次に(時計回りに)昨年末から何故か急にスマホの通信制限がかかるようになった。ソフトバンクの窓口に相談をしに行くと、契約時の余計な契約事項を解除すれば月額の負担もなく無償でこれが使えるというので、使い始めたポケット Wi-Fi 。色が気にいらないのであまり見ないようにしているが、持ち歩いてみると出先では意外と便利に使えている。無いよりはマシな程度かな。
続いて鍵型の LaCie 社の USB メモリ。これもかなり前に電機屋で発見しデザインが気に入り珍しく衝動買いをした。そして本題である「赤丸」。これだけは、絶対に譲れないアイテムだ。自分のPCは Think Pad しか使わない。この機種を数台乗り換えてきた。僕のような職種では割と珍しい類になりつつある。先日もある打ち合わせで5人がテーブルに乗せたのは銀色に輝く Mac だった。服屋の端くれとして人と同じモノは嫌いだけど、この時ばかりは一瞬凹んだ。しかしこの先も Think Pad を使い続けると決めている。
理由はごく単純で、仕入れの仕事をするようになりアメリカでノート型パソコンを頻繁に見掛るようになった頃、ボロボロのジーンズにビーサン姿のアニキと商談をした時に、ナイロン製 BackPack から取り出した神器が赤丸の付いた『 Think Pad 』だった。そのアニキが赤丸を自由自在に操る姿は手品にも思えるほど不思議だった。アニキの風貌とその赤丸をコントロールするインテリ感溢れるギャップに衝撃を受けたのだ。何でもできそうな赤丸が瞬時に眼に焼き付いた。その洗礼を受け今もなお『 Think Pad 』を使い続け、赤丸がくすむと直ぐに取り換えるようにしている。いつでもどこでも交換できるように持ち歩いている。バッテリーよりも Wi-Fi 環境よりも、光り輝く「赤丸」が、僕の大事なガジェットである。

SALUTE LIFE!