事務所の内装を手掛けていただいた前職の先輩Nさんに特注の作業台と各2脚ずつ3種類のスツールを選んでいただいた。北欧の洗練されたデザインのスツールを2脚、もう2脚はインダストリアルデザインの男っぽいモノ。北欧のそれはオークションで特価だった為、すぐに売り切れて買い逃してしまった、今も探している。インダストリアル系のスツールは、今ひとつしっくりきていない。
今使っているのは、丸い座面に木製の脚がついたスツール。どこで使用されていたかは不明だがアメリカ西海岸の古いもの。古いものといっても座面、背もたれは合成皮革なのでジャンクっぽい雰囲気はぬぐえない。が脚がしっかりとして、適度なクッション性のある座面、その座面が回転するので、次の動作へのストレスが無い。そう、次の動作へのストレスが無い。これが今、自分の求めているワークチェアーなのかもしれない。使ってみて分かるモノの善し悪し。
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。