話は尽きる事無く世界中を駆け巡り、その日はライカMに着地した。
初めて見る実物。イメージより重い。真鍮の塊。
何より驚いた事、オールドレンズがくっつく。
そして思った事。取られる側の警戒が緩くなる顔だなって事。
僕もパリ、N.YでD700を使い、アンリ・カルティエ・ブレッソンを夢見て何度となく挑んでいるが
なかなか正面に回り込めない。カメラとレンズがデカすぎる。記録装置なのに武器に見えてしまう。
だから英介さんのライカM+F1.4オールドレンズは最高&ストリートでは最強だ。
レンズも小さくファニーフェイス。なのにカミソリピントも繰り出せる。
僕もこの際、貯金してデジタル伊兵衛を目指そうか?
などと僕のバイブル『木村伊兵衛写真集 パリ』をゆっくり眺める午前2時。
追伸、こんなリトルdigitalモンスターMを手に入れてしまったら、言い訳文言激減です。それもそれで困ったものだ。





















