
Amvai読者の皆様! 3月6日より遂にスタートいたしますカスタムイベントのご紹介です。これは伊勢丹メンズ館リモデル記念イベントの一環で我々AmvaiからMOJITO<モヒート>の山下裕文さんとAUBERGE<オーベルジュ>小林、そしてエンジニアドガーメンツの3ブランドで、米リーバイスがオフィシャルにリペアした公式古着を思い思いにカスタムするという一般的なオーダーイベントとはひと味違うポップアップ企画なのです。
表紙の写真はボクの恒例、深夜3時の雄叫びリメイク、501パリ・ロンドンカスタムの一例です。AUBERGEはホテルなのでパリ、ロンドンそれぞれのヴィンテージなプチホテルをイメージして19世紀の生地、タッセル等でいじくり倒しております。今回のカスタムイベントの為に先月のパリ、リヨンでグッとくるカスタムパーツを多数入手してまいりました。たとえばパリ南のヴァンブの蚤の市では・・・

こんなお店から19世紀を掘り当ててきました。また、雑誌「&Premium」のパリ特集でも掲載されているマレ地区にあるアンティーク街「ヴィラージュ・サンポール」に古くからある(ボクが放浪していた30年前からここにあるお店!)パリのカフェグッズや手芸小物のデットストック専門店では、刺繍のロゴタイポを仕入れてまいりました。下の写真は店内とそのロゴタイポです。


ボクは15日夕方、16日、17日は終日伊勢丹メンズ館7階リーバイス・ポップアップスペースにてスペシャルカスタマイズのご注文を承ります。
要は「Levi's® Authorized Vintage」の公式古着を使って更に今っぽいシルエットにカスタムするブラックジャック的外科手術な改造イベントなのです。
Levi's古着を公式に使わせて頂けることで何ともモードでヒッピーなテイストが醸せるんですよねー。それにしても伊勢丹さんの覚悟というかファッションの伊勢丹としての使命感ってスゴいと思うんです。百貨店で古着を売るって実は大変な事で、更にリーバイス社製品を改造するんだからその許可の取り付けなんて凄まじい交渉があったんだと思います。
昔からジーンズは自由の象徴で、その王様としてLevi's501は君臨していますよね。そんな一度使命を終えた古着となった501に、デザイナーのボクらが何かを注入することで世界で1つしかないという付加価値を加え、そして第二の人生が始まるなんてとてもサスティナブルな企画だと思います。そのお手伝いをさせて頂き本当に楽しい日々を送らせていただいております。
ボクにとって、このカスタムの準備は日常業務を終えてからの深夜の部活の様なものなので・・・。古着をいじっているとどんなに疲れていても眠くならないんだよなー。
話は前後しますが、シルエットカスタム以外にパーツ装飾というオプションもございましてその具材はこんな感じです。パリ、リヨンで買い集めたパーツ類ってことです。

それと、例のバレンシア501を使ったスペシャルヴァージョンも少量ですが展開いたしますのでそちらもお楽しみに!
では、皆様のお越しをお待ちしております。すべて限定数アリなので気になる方は是非お早めによろしくお願いいたします・・・。
「Levi’s® Authorized Vintage」ポップアップストア
2019年3月6日(水)~19日(火)
<AUBERGE>カスタムオーダー会
2019年3月16日(土)・17日(日)
会場:伊勢丹新宿店メンズ館7階=オーセンティックウエア
詳細はこちら:https://www.imn.jp/post/108057200437
■Amvai Denim P001EM
Slowgun 小林学氏とファッションエディター 山下英介氏によるAmvaiオリジナルデニムパンツ。
1800年代からつづく徳島の職人技による伝統的な「阿波正藍染(徳島県の無形文化財)」の3種類のかせ染め糸を、昔ながらのビンテージ織機によりテンションをかけずゆっくりゆっくり織りあげたデニム生地で、1800年代後半のフレンチワークパンツをベースに「ユーロワークパンツスタイル」に仕立てた、究極にプリミティブなデニムパンツです。
https://amvai.com/product/denim-p001em/


















