いや〜嬉しかったです!先週スタジャンをオーダーしたい旨のメールを頂いてから、時間のアポイント・・・てっきり代理の方が来店されるのかと思っていた18時頃、何とご本人登場!
練習の合間、髪の毛の乾ききらない感じの池江さんはテレビで拝見するよりほっそりな印象。お顔も小さく完全にモデルさんのようでした。まずはマイサイズを決定し、続いて生地選びへ。
ヴィンテージ調なツイードの中からボク1番のお気に入り、60年代のパリっぽい雰囲気の物をチョイスいただきました。
スタジャンの着用サイズを決定する際、中に着るであろうニットを連想するため、スロウガン&AUBERGE製品をいろいろ御試着いただきました。服の作り手側にとって、これがとても参考になるんです。イメージのある方とイメージのある服の掛け合わせなので二乗倍に光る組み合わせを模索したくなるんです。これには御本人に着て頂くのが最高なんですが、なかなか機会ってすくないんですよね。特にアスリートの方は。なので色々な意味で今回はとても嬉しかったのでした。
一頻り注文作業が終った後、雑談で「食事制限なんてあるんですか?食べ過ぎちゃうことなんてあるんですか?」なんてくだらなーい事を聞いてみたところ、制限はないんですけど年末に向けてもう少し筋肉を付けまーす!とおっしゃりながら翌日、日本新記録ですもんね〜!恐るべし自然体の18歳!食べ過ぎた時は?の問いには「ちょっと多めに運動しますぅ・・・」これには激爆笑でした。
1966年湘南・鵠沼生まれ。県立鎌倉高校卒業後、文化服装学院アパレルデザイン科入学。3年間ファッションの基礎を学ぶ。88年、卒業と同時にフランスへ遊学。パリとニースで古着と骨董、最新モードの試着に明け暮れる。今思えばこの91年までの3年間の体験がその後の人生を決定づけた。気の向くままに自分を知る人もほぼいない環境の中で趣味の世界に没頭できた事は大きかった。帰国後、南仏カルカッソンヌに本社のあるデニム、カジュアルウェアメーカーの企画として5年間活動。ヨーロッパでは日本製デニムの評価が高く、このジャンルであれば世界と互角に戦える事を痛感した。そこでデザイナーの職を辞して岡山の最新鋭の設備を持つデニム工場に就職。そこで3年間リアルな物作りを学ぶ。ここで古着全般の造詣に工場目線がプラスされた。岡山時代の後半は営業となって幾多のブランドのデニム企画生産に携わった。中でも97年ジルサンダーからの依頼でデニムを作り高い評価を得た。そして98年、満を持して自己のブランド「Slowgun & Co(スロウガン) / http://slowgun.jp 」をスタート。代官山の6畳4畳半のアパートから始まった。懐かしくて新しいを基本コンセプトに映画、音楽等のサブカルチャーとファッションをミックスした着心地の良いカジュアルウェアを提案し続け、現在は恵比寿に事務所を兼ね備えた直営店White*Slowgunがある。趣味は旅と食と買い物。
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。