1966年湘南・鵠沼生まれ。県立鎌倉高校卒業後、文化服装学院アパレルデザイン科入学。3年間ファッションの基礎を学ぶ。88年、卒業と同時にフランスへ遊学。パリとニースで古着と骨董、最新モードの試着に明け暮れる。今思えばこの91年までの3年間の体験がその後の人生を決定づけた。気の向くままに自分を知る人もほぼいない環境の中で趣味の世界に没頭できた事は大きかった。帰国後、南仏カルカッソンヌに本社のあるデニム、カジュアルウェアメーカーの企画として5年間活動。ヨーロッパでは日本製デニムの評価が高く、このジャンルであれば世界と互角に戦える事を痛感した。そこでデザイナーの職を辞して岡山の最新鋭の設備を持つデニム工場に就職。そこで3年間リアルな物作りを学ぶ。ここで古着全般の造詣に工場目線がプラスされた。岡山時代の後半は営業となって幾多のブランドのデニム企画生産に携わった。中でも97年ジルサンダーからの依頼でデニムを作り高い評価を得た。そして98年、満を持して自己のブランド「Slowgun & Co(スロウガン) / http://slowgun.jp 」をスタート。代官山の6畳4畳半のアパートから始まった。懐かしくて新しいを基本コンセプトに映画、音楽等のサブカルチャーとファッションをミックスした着心地の良いカジュアルウェアを提案し続け、現在は恵比寿に事務所を兼ね備えた直営店White*Slowgunがある。趣味は旅と食と買い物。
季節の変わり目、小粋にひと巻きする英国古着のスクールマフラー、心に纏うモロッコのストール、フランスのヴィンテージストールを大胆リメイクした即売れ必至の一点もの、ブランドものが苦手な人にこそ使ってもらいたいエルメスの90cm角シルクストール…AMVARたちの男の巻き物。
バーバリー ロンドン本店で出会ったバッキバキの新品トレンチコート、ナードに着こなしたいアクアスキュータムの古着バルマカーンコート、出資者求む! モロッコで見出した、ファッション業界のバイヤー各位様にリコメンドしまくっているマラケシライフのショップコート…AMVARたちのスプリングコート。
ビームスがファッション界で存在感を発揮していく上で非常に参考になるハウツーがつまった喫茶店・新宿駅中の BERG、戦士で溢れるデルタフォース向けの補給喫茶・青山のコメダ珈琲店、高円寺あたりなら成り立つかもしれない「純喫茶山下」…AMVARたちの愛する喫茶店。
これぞ80年代とうならせるリアル感全開のロングコート、90年代ラルフローレンのハンドニットのイメージを今のストリートにレイヤーすること、春夏のチェックと言えばマドラス・チェック…AMVARたちの2018年春、注目の色・柄・素材。