
このポロ・カントリーもシェットランドの糸で出来ています。冷静に考えると正直、かゆいです。カシミヤやアルパカ、はたまたフリースなんかに慣れしてしまうと、羊毛セーターの、特にシェットランド系のジョリッとした風合には慣れと根性、忍耐が必要ですね。しかし、糸としては強いんですねー。30年経過してもびくともしてません。今シーズン、ボクはこれらのネイティブ柄に自分でカスタムした501を合わせています。普段ジャストでウエスト32インチですが、ムチムチ501にネイティブニットは最もやってはいけない危険なプレイです。なので、最近の常用カスタム501のウエストは8インチアップの40インチです。このくらいあると、ヒップ寸が絶妙なボリュームで、裾幅を17~18センチに絞ると最高に今シーズンの気分になれるんです。あと、もう1つ、ラルフついでにロゴキャップね。それもこのクラウン部分が超浅く、つばがクルンと反ってるチノパン素材のやつ。色は白か、チノパンベージュがお約束でバレンシアガ的なハイブランドの企画チームはけっこうこれベースでイッテますね。謙虚なワンポイントも大人といては落としどころな気がしてます。それにしても、手編みのニットって凄いですよね。オーラが。この時代のラルフ・ネイティブハンドニットの超絶カラーリングはもはや文化遺産を身に付けているようです。コンディションの良い古着も枯渇気味。お好きな皆さん、ラストチャンスですよ。


















