
大体、代官山・恵比寿界隈のバーガー系は1,000円〜1,500円とファーストフードの3〜5倍が相場。割高な理由としてよくあるセールストークなのが黒毛和牛100%、さらにその上を行くA4、A5のみ仕様と、こんな具合。オープンして早々のA5バーガー店にトライしたのだが、柔らか過ぎる肉、脂質の多さで「柔らか肉団子サンド」と言った感じだった。更にバンズもソフトなタイプで3口、4口でとろける様におなかのなかへ。噛んだ事すら記憶に残らないハンバーガーってどうなのかな??と思った。やはり肉はある程度噛み締めたいんです。今まで、色々食べて来た本格ハンバーガーだが、個人的に重要視したいのが1個における食感のバリエーションだ。音に例えても解り易い。上からバンズの裏はサクッとトーストしていて欲しい。レタス等はシャキッと新鮮で、お肉は表面はカリッと焦げ目で香ばしく中はミディアムレアでジュワッと肉汁がほとばしり、その下には新鮮なトマトの輪切り、最後には全ての旨味をバンズが集めている。そんなパン・野菜・肉の個性をマヨネーズやチーズといった繋ぎ役がいい具合にコクやコッテリ感をプラスする。マヨネーズの酸味なんかも重要だ。 SASA バーガーの場合はバンズ裏にたっぷりとマヨネーズが塗ってある。これが和牛の焦げ肉汁とベストマッチなのだ。
ここまでが基本の風味で、マンスリーバーガーの場合、写真の様にアボガド&ローストオニオンがプラスされたり、薫製モツァレラだったり卵とほうれん草&チーズだったりと魅惑のトッピングが更なる食感の形容詞をプラスする。見た目にも美しく、まさにイマドキで言う『インスタ映え』するハンバーガーだと思う。


















