ほんで、相変わらずガシガシ履くもんだから、次はアッパーが変化してきた。着脱しやすいし履きやすいからコンビニに行くときもGUIDIに足を突っ込んで出掛けていたくらい異常に履いていたので、そりゃそうだ。僕は足がデカい。「PL1」はsize43、イギリス靴はsize9~9 1/2。加えて幅広、甲高。大抵の靴は履いているうちにアッパーの小指部分が出っ張ってくる。僕の小指の形に。GUIDIの革はとりわけ足に馴染みやすいから、なんかブーツが僕の足の形になりすぎているようで、一度リセットしてみたいと思うようになったのだ。ある晴れた日に「天気いいし、風もあるし、GUIDIを洗ってみようかな」という直感を行動に移した。さっそく庭先でバケツにぬるま湯を貯めて、手持ちにあった「スエード&ヌバック用」のシャンプーでじゃぶじゃぶ洗う。
すすいだあとは中に新聞紙を詰め込み水分を吸わせながら、直射日光を避けた場所で干す。この日は気持ち良い風が吹いていたので「PL1」は直ぐに乾き始めた。
あらかた乾いたところで新聞紙を抜き取り、手持ちの中で一番合いそうな木製のシューツリーを突っ込む。普段はあまり手入れしなくても大丈夫なGUIDIの革だけど、さすがにシャンプーしたらカサカサになりそうだったので、乳化性デリケートクリームを薄く入れて、アッパーの形をなんとなく手で整える。
しばらく放置したあと、湿ったシューツリーを抜き取り、中まで風を通しながら完全に水分を飛ばす。ついでにソールのエッジ部分をコバインクで黒く塗って整えた。
中まで完全に乾いたら、もう一度シューツリーを突っ込み、SAPHIRのクリーム(無色)を全体的に乗せて、乾拭きとブラッシング。僕は靴を光らせるのが好きじゃないので、ある程度、適当に。最後にTAPIRの防水スプレーを全体に振ってもう一度乾拭きして、終わり。で、写真(上)のとおり、出っ張っていた小指部分も戻ったし、全体的にシャキッとした。ということで、綺麗に甦った靴を張り切って履くのは恥ずかしいから(?)まずは雑に、コンビニにでも履いていこうかな。













