前回大好評だったARCH TOKYO蚤の市が新春一番に帰って参ります。一般的なフリマとこのARCH TOKYO蚤の市はどこが違うのかと申しますと、出品者がARCHとお取り組みされている、(自分も含め)デザイナー職の面々であること。これはなかなかレアな体験ができると思うんです。我々は物作りの為に古着サンプルを購入することは多々ございます。ディテールを確認したり、仕様を工場に説明するタイミングでその古着は活躍いたします。そして1stサンプルが縫い上がると、その役目はいったん終了となります。そんな古着が結構たまるんですよね。もちろんサイズが自分に合えば残すことも考えますが、ボクの場合、7割は資料古着扱いとなってしまって、着ることができない感じです。なのでこの機会にドドーンと大放出いたします。動画では触れておりませんが、お正月に実家に戻った際、90年代製パタゴニアやポロカントリーの手編みニットなどなど、超オススメのアメリカンヴィンテージを追加いたしました。こちらもお見逃しなく!!
以下、開催情報です。
ARCH TOKYO蚤の市 春の陣 1月8、9、10日
場所 ARCH TOKYOの上の4階が会場となります。
WEB情報はこちらから。https://archstyle.tv/tokyo/
皆様のお越しをお待ちしております!!!
1966年湘南・鵠沼生まれ。県立鎌倉高校卒業後、文化服装学院アパレルデザイン科入学。3年間ファッションの基礎を学ぶ。88年、卒業と同時にフランスへ遊学。パリとニースで古着と骨董、最新モードの試着に明け暮れる。今思えばこの91年までの3年間の体験がその後の人生を決定づけた。気の向くままに自分を知る人もほぼいない環境の中で趣味の世界に没頭できた事は大きかった。帰国後、南仏カルカッソンヌに本社のあるデニム、カジュアルウェアメーカーの企画として5年間活動。ヨーロッパでは日本製デニムの評価が高く、このジャンルであれば世界と互角に戦える事を痛感した。そこでデザイナーの職を辞して岡山の最新鋭の設備を持つデニム工場に就職。そこで3年間リアルな物作りを学ぶ。ここで古着全般の造詣に工場目線がプラスされた。岡山時代の後半は営業となって幾多のブランドのデニム企画生産に携わった。中でも97年ジルサンダーからの依頼でデニムを作り高い評価を得た。そして98年、満を持して自己のブランド「Slowgun & Co(スロウガン) / http://slowgun.jp 」をスタート。代官山の6畳4畳半のアパートから始まった。懐かしくて新しいを基本コンセプトに映画、音楽等のサブカルチャーとファッションをミックスした着心地の良いカジュアルウェアを提案し続け、現在は恵比寿に事務所を兼ね備えた直営店White*Slowgunがある。趣味は旅と食と買い物。
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