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服好きのための肌着Part 1 重責を負いながらもひたすら影で耐えるあなたへ。

男の装身具のなかで最も哀愁漂う存在なのが下着のパンツだと思うのです。基本、人に見せる訳でもなく、生まれて此の方、いきがかり上穿いているパンツ。ちなみにボクは天竺で出来たトランクス派なのですが〜・・・。昔、ワイシャツの着丈が長かったのはそのまま下着のパンツも兼ねていた!なんて服装学の授業で習ったのは気のせいだったっけな?近い立ち位置の隠れてしまう系アイテムで靴下などもありますが、あちらは「チラ見せ」の一発ホームランがあるのでシャレ感演出のファクターとしては十分な機能を持ってますもんね。しかし、そんな日の当たらない孤高の下着パンツの歴史にも、2000年代周辺に1度だけオシャレアイテムの座に就いた事があったんです。ウエストのジャガードゴムロゴのアレです。『 Calvin Klein 』のロゴが腰履きデニムがらはみ出してましたよね。このロゴディテールだけを持ってしてパンツというのもどうかとは思いますが・・・。そこで、この日陰者の朋友をシンデレラやあひるの子の如く、あり得ない素材で作ったら穿いている自分はどのくらいアガルのか?白鳥になれるのか?を実験してみることにしました。生地が揃い次第スロウガン社内でサクッと縫製する目論みデス。まず、第一候補素材として、カルロ・リーバの200双ツイルに白羽の矢を立ててみました。が、しかし、全てのリーバ生地は大抵シャツのお仕立て付きで、身近な日本では着分のみの販売ってまず存在しないようなのです!断念!残念!リーバの息子さんがオヤジのヴィンテージ織機を使って何やら始めたウワサは聞きましたが・・。それはさておき、気を取り直して、ヴィジュアルと肌さわりを両取り出来る素材って・・と考えた挙句、結局、写真の物達になりました!!グッチ、プラダ、マルニ等のハイブランドのプリントを手がけるイタリアのメーカーから、スーパー凄いプリント生地をチョイスしてみた訳です。ちなみにサックスブルーの物はシルク100%。なーんだかどこかで見た事ある様な・・・!他の2種もインポートならではのとろける様なコットンです。とてもクラシックな柄チョイスとなったのでトランクスのシルエットも60年代のエルメスのメンズ水着の様な雰囲気にしてみました。デカパンさんにならない様にねってことですね。さて、着用インプはいずれ Amvai STORY にて!絶好調なら商品化するっかな〜!