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愛憎のスニーカーコンプレックス合理的に進化したスニーカー、紐無しコンバース

ここ数年気に入って履いている紐無しコンバース。
ベロとアッパーをゴムでつなぎ留めた極めてシンプルな構造のスリップオンスニーカー。アメリカのデザイナー、ジョン・バルベイトスのリミテッドエディションとして販売されたのが、最初の紐無しコンバースだったと思う。紐が無いので、脱ぎ履きが楽。紐が無くても程よいフィット感。この脱ぎ履きとフィット感という相互関係が重要で内蔵されたゴムのテンションと強度に関しては試作品でのテストと数回のアップデイトが重ねられたのでは?と想像する。
このスニーカーの着用回数が増えるのは春から初夏、特にコットンスーツやシアサッカースーツにポロシャツといったスポーティーなスタイルに相性が良いように思う。但しこのスニーカーには、アンクルソックスは似合わない。素足にスニーカーなんて衛生的に如何なものか?と言われそうだが、匂いが気になる場合は潔く洗濯する事をお勧めしたい。
アメリカのスポーツシューズとして生まれたスニーカー、タウンユースとしてより合理的に無駄をなくしたスタイルにアメリカらしさを感じている。
写真はお気に入りの一足。ボロボロなので買いなおしたいがこの生成りのアッパーにレッドとネイビーラインの再発売を待っている。