では、ここから渋レコインプレッション。まずはわずか数坪の有名店。なんでここの方はこんなに不機嫌なのでしょうか? 常連さんには笑顔を向けるのでしょうか? ボクも何度となく JAZZ に心を救われてきた気がしてます。夢の様な原盤を扱っておられることも解ります。でも、その極めて昭和的な、接客と価格設定で人をはじき飛ばす様な対応はこれから JAZZ に興味を持つ方の為にも不毛だと思うんですが・・・。素人を威嚇して何か生まれるものがあるのでしょうか? 次にビル4階のレコファン。ここは最近海外のDJから日本盤の人気が高く、この日も英語、フランス語が飛び交っておりました。30年前パリでは積極的にレコードを買ってました。何よりも安かったので。しかしフランス盤のクオリティーは総じてひどかったですね。レコファンは価格は良心的、物量はんぱなしでした。そして最後に訪れたのがディスクユニオン B1 JAZZ館。ここは JAZZ に限らずパンクもメタルもあらゆるサブカルチャーなニーズに応えてくれる総本山で時間を忘れてしまいます。結局、レコファンで写真の2枚を買いました。インパルス盤『デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン』のこのジャケ、デザインが最高に好きなんです。1曲目「 In a sentimental mood 」この雰囲気をグラフィック化したかのようなスボットライトの様な・・・いい感じです。次に我が心の母、ビリー・ホリデイの『ミュージック・フォー・トーチング』。これもデビット・ストーン・マーチンのイラストが冴え渡っております。内容も特有のビッグバンドではなく、小さな編成での染みるオシャレな演奏群です。ボクはこれらにチェット・ベイカーの50年代4曲入りの7インチ原盤、ケニー・バレルとの歌ものと超メロウなものづくしで臨みました。結果、場が盛り上がってる時間帯にここまで激メロウで空気のような曲を5連発することはDJ的にもあり得ない事らしく、だいぶご迷惑をおかけしてしまいました。しかし、この定石無視のプレイが逆に記憶に残る30分としてレジェンドの皆様からは、意外と好評でした。好きなもんをかけるのがDJ。それでええ。とフォローいただき泣けました。最後は沖野さんにビシッとしめて頂き、最高のパーティーとなりました。広島の皆さん、沖野さん、ありがとうございました!
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
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90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。