これから夏なのにだいぶ先の話ですが2017年秋冬、キテますよ! ダブルのライダースのビッグウェイブが。これも early 90'S ブームに乗ってのことなのでしょうか? ボクが初めてパリで暮らし始めた1988年、とにかくフランス人女子はダブルのライダースを着まくってました。完全にマドンナの影響かなーと。結構へろへろな革でアームホールの大きめなザ・80’S なフォルムでしたっけ。この冬あたりメンズでも出まくりの様相ですね。さて、そんなへろへろレザーのフランス人を尻目にボクらジャポネは当時、正統派・USメイドのヴィンテージライダースを狙っておりました。クリニャンクールには数件のヴィンテージライダース専門店があり、ショット、ハーレー、ブコ、等が所狭しとパンパンに。そんなタイプの店での取扱はなぜか全てアメリカン・ライダースのみで、英国ブランドのヴィンテージライダースは全くお目にかかれないんですよね。結局ボクは在仏時代に3着入手しました。ショット・ワンスター八角アルミバックル×1、ワンスター黒タグ×2といった感じ・・。さてココからが本題です。写真の皆様は英国のロッカーズと呼ばれ、60年代に隆盛を極めておりました。彼らの着ているライダースに、ほら、ぶらさがってるでしょう! エッソくんとエッソちゃんが。当時、ガソリンスタンドのノベルティーだったこのキーホルダー、ウワサによると英国ロッカーズ達のお守りとして珍重されていたそうな。ボクらジャポネは当然チェック&サーチ&ゲットイットな訳です。パリ南側のポルト・ドゥ・ヴァンヴの蚤の市でエッソ君はたまに見つかるんですがエッソちゃんがレアなんですよね。ぞんざいに扱われていた物も多く、顔のコンディションが悪いのも多々あります。なのでバイクに乗らないボクですが、ショット・パーフェクト黒タグのエポーレットには仲良く2人をぶら下げています。確かにスピード違反はあっても未だ事故は無いもんなー。これもWエッソちゃんのおかげかな⁉
REVIEW
手元で馴染んだオーダー品
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
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