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AMVAR が買った、今月の Amvai Item - 2017年1月Maille Chablis mustard from the pump〜マイユ・シャブリ風味の生ポンプ出し・マスタード〜パリみやげ編

お題は1月のお買い物ですが、今回は無理を言ってボクの Soul Sister、 アヤメソックスのアヤさんに「お土産」としてお願いした「マイユ・生マスタード、シャブリ味」について書かせていただきます。2017秋冬展示会の合間にスイマセンでした。世界中の物がほぼ手に入る東京に於いてでも、どうしても現地に赴かなければ入手出来ないのがこの生〇〇系のアイテム。生マヨネーズや生ケチャップなど、日常的な常に冷蔵庫に常備されている dip調味料などは特に保存料の塊と生・作り立ての落差に舌が驚く事となるのです。

そして今朝は6時起きでイメ写の為の料理を自ら全て作りました。最高のマスタードなので、迎え撃つソーセージは最近お気に入りの kodama のドングリで育てたイベリコ豚を使用したチューリンガー、ニュルンベルガー、シンケン、フランクフルトそして付け合わせのジャガイモは乱切りにしたインカのめざめ。糖度とほくほく感が最高なこれまたお気に入り食材です。そしてハーブのタイムを少々。ジャガイモの皮むきから撮影完了までで45分でした。早朝の窓辺の逆光でいい感じに撮れたと思います。

さて、お味のほうです。フランス人は熱いのと辛いのが大の苦手。ですのでマスタードも辛さ3・風味7がディジョン系のお約束で鼻にツンッとくることは無く、酸味と発酵風味、そしてマスタードの香りが上あごから鼻にふわっと抜け出ます。通常のビン詰め物だと舌の表面にうっすらとケミカル感が残る印象ですが、このシャブリ・マスタードはキレ味抜群、そして軽い。濃厚でスモーキーなソーセージの肉汁をマスタードの酸味がまず押さえ込み、噛む度に香りが鼻から抜ける、そんな食べ方になります。通常食べ物の香りとは鼻から吸い込むのが常識だが口内から抜け出る香りの感じ方もあるのだなーとこれは新たな発見だな!なんて思いました。

フランスではマスタードはビニールクロスが敷いてある系のビストロでは必ずテーブルに常備されており、料理が出てくるまでバゲットに付けてちびちび頂くのが我々庶民の習わしです。今回お願いしたのがシャブリ味で大正解だったと思います。マイユではよりお土産度の高い限定・黒トリュフ入りとか粒入りシャルドネなど数種類のポンプ式生マスタードがあるんですがフレイバーが強すぎると結局飽きちゃうんですよね。試食の一瞬は美味しいんですけどね・・・。今後、温野菜やマニアックなハム、コンフィー、ミラノカツレツとかね。この辺りとの相性を探ってみます。まぁ美味しいに決まってるんですが・・。