そんな発想で「ライカM」とともに購入したのが、この「ヨセミテカメラストラップ」。AMVAR仲間のフォトグラファー、伊崎真一さんがつくったこのカメラストラップは、クライミングロープにカウハイドのパーツを組み合わせたもの。頑丈だし、カラフルでお洒落だし、手になじむし、首からぶら下げても結んでハンドストラップにしてもいいし・・・と、欠点が存在しない傑作なのです。機能面でいったら、レザーより断然こちらに軍配があがるでしょうね。カメラ界から見るとそこそこ高い1万円程度の価格も、ファッション界隈で生きている私から見ればむしろリーズナブル!
実はこの「ヨセミテカメラストラップ」、昨冬のピッティウォモにも出展し、世界デビューを果たしています。僕もこのストラップをつけていたら、ピッティでいろんな人に声かけられたなあ。
いつかエルメス級のカメラストラップをビスポークしようと目論んでいますが、それまではこれがあれば十分かな?
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。