かつてはエルメス傘下にあったライカも、そんなルールが摘要されるブランドのひとつ。なのでライカから「ゾフォート」というインスタントカメラが登場したと聞いた瞬間、だいたい7〜8万円の価格を予想しちゃったわけです。しかし実際のところはたったの3万円ちょい。や、安い!!→即予約。しかしよくよく考えてみたらベースとなっている「チェキ」なんて1万円以下で買えちゃうんだから、これも立派な「エルメスプライス」。先入観にごまかされちゃったぞ! (まあデザインが全く違うわけですから、同列に較べちゃいけないんですけどね)
ということで山下史上初チェキ。フィルムなんて買うのはもう10数年ぶりでしたが、実際問題なかなかお高いものです。ライカの純正モノクロフィルム(右)が10枚1,500円+税。1枚150円もするわけです。それに対して「チェキ」の純正モノクロフィルム(左)は、10枚950円とだいぶ安価でした。さあ、どちらを買おうか・・・?
僕の場合はランニングコストを考慮したうえで、「チェキ」純正モノクロフィルムを大量にストックすることに。同じモノクロでもそれぞれの写真のイメージはだいぶ異なっており、どうやら「ライカ」はセピアがかった淡い色合い、「チェキ」の純正はよりキリッとシャープな写真が撮れるようですね。この色合い、けっこう好みです。
しかし数日たってようやく気付きました。交友関係が極めて狭い僕には、こんなカメラを使うような賑やかなライフスタイルなど存在しないことを。そういや「チェキ」ってアレでしょ? リア充専用カメラじゃないすか・・・! このフィルム、友達が多い人には強くオススメします! というか、少しお分けしましょうか?
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