そして次、夢の読書ポイントその2 南の島のプールサイド天蓋付きベッドで読後寝落ち・・・。1ヶ月弱のヴァカンスを強制的に取らされるフランス人の時間の使い方を観察していると、こんなプールサイドのベッドでサングラスの柄を噛みながらペーパーバックを読む姿をしばしば目撃します。元上司もそうでしたし。かっこいいんだよなーこのサマが。『時間がありすぎてしかたなく俺はここにいるんだぜ感』を醸せないとこのオーラは絶対に出ません。我々日本人の慌ただしすぎる4泊6日の弾丸ツアーではこのアンニュイ読書までは辿り着けない領域なんですよね。そしていずれこんな俺でも子育てからも仕事からも解放される時が来ます。もし、南海の孤島で天蓋付きのベッドを見かけたらそっとカーテンを開けてみて下さい。そこには目を閉じたまま気持ちよく読書をする俺がいるはずですから。
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。