ハイ!ボクが買いました。フランス国内で約70年〜100年前にやり取りされた手紙100通、オール中身入りです。何に使うかはお楽しみなんですが、もしかしたら Amvai 読者のどなたかにも届くかもしれません。海外には古物書簡ディーラーというこの手の印刷物専門のプロがいるんですよね。権利書、契約書の類いから、今回買った私的な手紙まで、紙フェチ、印刷フェチのボクとしては最高のお宝なのです。中身に至ってはフランスの皆さん達筆すぎて冒頭の挨拶部分しか読解不能ですが、ボクには超一級のドラマを見ているかのようなんです。確かアメリカのポップアート作家で自分の作品(と言っても大きめの封筒の表面にグラフィックを施す)これに切手を貼って遠い国のポストに投函、郵便局でスタンプを押され、テキトーに汚れて自宅のアトリエへ到着。その封筒を解体して『旅』と言う名のポップアート作品を完成させるフェチ兄弟がいましたっけ。まぁ、これに近い感覚かなー。あー黙っていられない!実は2018秋冬から新ブランドをスタートいたします。そのご案内状をこの100年前の書簡を使って一点一点作っております。結構アーティスティックな封筒になりました。こんな最高の素材はそうそう手に入らないんですよねー。時代が若けりゃまだしもね。さて、作業の続きにとりかかるとしますか・・・。このヴィンテージレターが手に入ってホントにちょうどよかった春の一日でした。
REVIEW
手元で馴染んだオーダー品
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
Read More着られない服
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
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90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
Read More春のセットアップ
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。
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