それといつも使う鞄は、トート BAG なのでどうしても雨にやられてしまう。濡れてグショグショになり大事なメモを苦労して復元し解読したことも止めた理由のひとつである。己が貧弱なので身の回り品にはタフさを求めるのである(笑)以前に購入していたお店で買ってみると、ちょっと値段が上がっているようだが、この品質でこの値段だったら全く問題ないと思うし、使ってみるとその品質から少し安すぎるとも感じる。
確かこのミドリ一色の展開だったと思うが、カラフルな色の展開もあるようだった。写真にある「黒」の手帳は、海外でも人気を誇る某生活雑貨店で購入したもの。装丁も紙質もページ数も同じで表紙だけが「黒」に変更され表紙の柄が微かに違う程度で、某生活雑貨店らしい雰囲気に仕上げてある。気に入っていたのだが、今は販売をしていないようだ。さて、この KOKUYO の野帳シリーズは読んで字の如く野外で使うことを前提として開発されただけに、兎に角丈夫に出来ている。表紙に数トンの圧力で刻印をしても全く影響なし。この価格帯で他と比べるとこの先も敵無しだろう。
「野帳シリーズ」は、品質と価格のバランスを兼ね備え子供から大人まで手軽に使える名品であり、間違いなく日本が誇るべき技術が生んだ賜物だと思っている。欲をいうともう少し大き目のサイズ B5くらいで、3倍のページ数(白無地)があれば、使ってみたい。
SALUTE LIFE!
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。