1970年代~のrenomaキャンペーン広告。『renoma…maurice:modographe』より。素足履きのファッションアイコンと言えばセルジュ・ゲンズブール。彼はある意味バンカラです。逆にトム・ブラウン。彼はレースアップシューズを素足履きでユニフォーム的スーツに合わせながら「足首は男性の体のなかで最もセクシーな部分だ」と言い放つフェティッシュな男。前者は鼻毛伸びっぱなし。後者は常に綺麗にトリミングされた短髪。
日本のファッション業界でバンカラ代表は超大御所スタイリストのK・Kさんです。色褪せてチャコールグレーに見えるくらい穿き込んだ黒ギャバジンのパンツに黒スエードのデザートブーツ。洗いざらしのポロシャツ。たまに店でお会いして「お~、元気~?」なんて肩をドーンと叩かれたりすると、思わず心臓が飛び出ちゃいそうになります。セレクトショップ御三家の中ではU社はハイカラ、S社はバンカラな社風です。我がB社はどうなんでしょうか?あまり喋り過ぎると元・S社のM淵氏が出てきてしまうので、とりあえず僕は黙って靴下を履くことにします(笑)。














