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STORY

やっぱり50’Sチェットの存在感は謎の感触そして質感。



チェット27歳の『 You Dont Know What Love Is 』。これまでの男性ジャズボーカル界に於いてこの直立歌唱&アンニュイオーラ、性別不詳感は無かったはず。ボクも最初は声の低い女性かと思いました。初めて買ったレコードはコラージュの可愛い「 Sings & Plays with Bud Shank, Russ Freeman and strings 」でした。ストリングスの使い方も普通でないし、あの独特の浮遊感はなぜかコンクリートな東京の街に合っている様な気がします。

おじいちゃんの動画は映画『 Let's Get Lost 』で見る事が出来ますが、この50年代動画はレアですね。ジャズ界のジェームス・ディーンと呼ばれたチェットももう少しすると殴られて前歯を折られます。そういった意味ではこの頃は人生転落前のアンニュイ絶頂期とも言えるでしょう。

Manabu Kobayashi

Slowgun & Co President小林 学

1966年湘南・鵠沼生まれ。県立鎌倉高校卒業後、文化服装学院アパレルデザイン科入学。3年間ファッションの基礎を学ぶ。88年、卒業と同時にフランスへ遊学。パリとニースで古着と骨董、最新モードの試着に明け暮れる。今思えばこの91年までの3年間の体験がその後の人生を決定づけた。気の向くままに自分を知る人もほぼいない環境の中で趣味の世界に没頭できた事は大きかった。帰国後、南仏カルカッソンヌに本社のあるデニム、カジュアルウェアメーカーの企画として5年間活動。ヨーロッパでは日本製デニムの評価が高く、このジャンルであれば世界と互角に戦える事を痛感した。そこでデザイナーの職を辞して岡山の最新鋭の設備を持つデニム工場に就職。そこで3年間リアルな物作りを学ぶ。ここで古着全般の造詣に工場目線がプラスされた。岡山時代の後半は営業となって幾多のブランドのデニム企画生産に携わった。中でも97年ジルサンダーからの依頼でデニムを作り高い評価を得た。そして98年、満を持して自己のブランド「Slowgun & Co(スロウガン) / http://slowgun.jp 」をスタート。代官山の6畳4畳半のアパートから始まった。懐かしくて新しいを基本コンセプトに映画、音楽等のサブカルチャーとファッションをミックスした着心地の良いカジュアルウェアを提案し続け、現在は恵比寿に事務所を兼ね備えた直営店White*Slowgunがある。趣味は旅と食と買い物。