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STORY

AUBERGE 2024秋冬オリジナル開発素材SP! 第一話『80’Sバブアーの英軍DPMカモを京都の匠が色出ししたら、、、』編


こーゆー暮らしをしていると時の経つ速度にぎりぎりついていくって感じなんですよねー。常に一年先の事を考えてる訳なので。
という訳で?!AUBERGE 2024秋冬のテーマは工芸、ARTISANATとさせていただきました。大量生産品の対義語として、またアート表現を服に持ち込むといった意味が含まれております。職人技なんて言葉がありますが度を越すと日常着を超えちゃうんですよねー。特にメンズ服の工芸アプローチはむづかしいんです。
今回はその辺りを元ネタとのバランスで回避しつつ、文字通り手の込んだ仕事を存分に発揮、表現できていると思います。今回動画を3部に構成し、オリジナル開発素材編ということでまとめてみました。それでは第一話目、よろしくお願いいたします。

Manabu Kobayashi

Slowgun & Co President小林 学

1966年湘南・鵠沼生まれ。県立鎌倉高校卒業後、文化服装学院アパレルデザイン科入学。3年間ファッションの基礎を学ぶ。88年、卒業と同時にフランスへ遊学。パリとニースで古着と骨董、最新モードの試着に明け暮れる。今思えばこの91年までの3年間の体験がその後の人生を決定づけた。気の向くままに自分を知る人もほぼいない環境の中で趣味の世界に没頭できた事は大きかった。帰国後、南仏カルカッソンヌに本社のあるデニム、カジュアルウェアメーカーの企画として5年間活動。ヨーロッパでは日本製デニムの評価が高く、このジャンルであれば世界と互角に戦える事を痛感した。そこでデザイナーの職を辞して岡山の最新鋭の設備を持つデニム工場に就職。そこで3年間リアルな物作りを学ぶ。ここで古着全般の造詣に工場目線がプラスされた。岡山時代の後半は営業となって幾多のブランドのデニム企画生産に携わった。中でも97年ジルサンダーからの依頼でデニムを作り高い評価を得た。そして98年、満を持して自己のブランド「Slowgun & Co(スロウガン) / http://slowgun.jp 」をスタート。代官山の6畳4畳半のアパートから始まった。懐かしくて新しいを基本コンセプトに映画、音楽等のサブカルチャーとファッションをミックスした着心地の良いカジュアルウェアを提案し続け、現在は恵比寿に事務所を兼ね備えた直営店White*Slowgunがある。趣味は旅と食と買い物。