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AMVAR が選ぶ、今ちょうどいい Amvai Item - 2017年7月ミリタリーのレースなんて有る訳ない、あり得ないアイテムですよね??

いやー、イメージ通りに出来上がってきました! 先日、東京国際フォーラムで行われた日本の凄すぎる技術のアパレル工場の展示会で、一目惚れした超特殊レース屋さんによるメッシュフリル・レースの弊社別注サンプルなんです!! これ。ベースになっているのは、周期的に流行の兆しが来る懐かしの米軍ヘルメットバッグで1982年製のリアルヴィンテージです。狙いはボディーと同色のミリタリーカラーで作ったフリルを本物の軍モノにカスタムするってところ。どうです?メンズでフリル、軍モノにレース。ありえないことですよね? ネタ元は90年代のコムデギャルソン・オム・プリュスかなー(笑) でも今ってココだと思うんですよ。言葉にならない都会的なモード感&アヴァンギャルド感がなんとなく気になっておりまして。そうそうココで思い出しました。このレース屋さんは某おフランスのハイブランドの仕事も受けてるんですよ! レースだったらフランスならリヨンとか、お隣のベルギーなんかが立派な産地なんですけどね。でも、歴史的産地は新しい技術やチャレンジに消極的で、最新鋭の設備で溢れかえる中国は生産性の落ちる面倒な依頼、少量の依頼は完全NGなんだそうです。だから日本は誰も見た事の無い物、新しい表現に挑み続けるのが道なんですって。編みながら釣り糸を入れたり特殊なラメ糸を開発したりと、使い手側のクリエイターを刺激しまくるのはやっぱり日本の現場なんですよねー。日本製って安定したハイクオリティーが真っ先にくるイメージですが、ファッションを支える工場も東京の町工場よろしく、新技術、クリエイションで存在感を発揮する側面にも注目が集まる時代となりました。きっとそれを知ったビッグメゾンも頼みたくなったんでしょうね。こんな技術そうそうないですよ、世界的にもね。なので同じ工場で弊社もお願いしてみました。故にこれはスロウガンではなくって、ボクの趣味の魔改造シリーズの一環であり、一点ものになります。次はM-51『さらば青春の光』バージョンのボロッボロの本物を、このミリタリーレースでちょいカスタムしてみます。メンズなのでちょっとだけね。秋を感じ始めた頃お披露目かな~。