麻というと夏を連想される方が多いと思いますが、一年中使える素材です。
自分で作る洋服でも春夏、秋冬と麻のアイテムを作ります。あるときは素朴なラステックな表情があり、またあるときは繊細でエレガントな表情のものまであります。仕上げるアイテムにより麻の生地を作りますが、面倒でもあり楽しい時間です。
2016SSではザックリした麻を使ったシャツ、大変珍しい麻のリップストップでパンツ、ベスト、2016FWでは繊細な麻にブラッシングをかけジャケッット、パンツを作りました。まるでウールのような表情に変化します。
20年前、イタリア、SOLBIATI の生地を使ったパジャマを買いました。
贅沢さは言うまでもありません。最高な寝心地でした。
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。