というわけで日本の主要セレクトショップやベネチア界隈をくまなく探しまくったところ、丸ビルにあるBEAMSで見つかりました。G.GUANTIというナポリのファクトリーブランドがつくった、ムートン製のものです。これなら実際のとこ暖かいのはもちろん、クラシックなコートにも存在感で負けることはないでしょう。このかゆいところに手が届く感じ、きっとBEAMS別注でしょうね。イタリアではいくら探してもこの手のグローブ、ぜんぜんなかったもの。
それにしても使ってみてはじめてわかる、指ぬきグローブの圧倒的な便利さよ。だってカメラはもちろんスマホや券売機の操作、読書、ネット検索など、ほぼすべての日常の動作をはめたまま行えてしまうのですから。しかし、「はめている」ことを忘れてしまうがゆえに、ついそのままトイレに行って小用を足してしまうのにはご注意を! 別に問題はないのですが、なんともいえない嫌な気持ちになりますから・・・。
「オーダーしたからこそ馴染んだ」と思えたもの、そんなモノが男にはある。AMVERが選んだオーダー品はどんなものなのか。
買ったけれど着ない服、いまとなっては着ない服、袖を通すことができない服……。1900年初頭にフランスで作られたリネンシャツ、Trout manのシャンブレーシャツ、貴重なポパイのTシャツなど、AMVARたちの「着られない服」。
90年代のゴムバンド Swatch、織り糸に水を弾く機能を持たせたエピックナイロンのシリーズ、ウィリス&ガイガーのブッシュポプリン製サファリジャケット……AMVARたちの雨の日のスタイル
80年代リバイバルのアルマーニのスーツ、春の曇天にはぴったりな“グレージュ”、そしてデニム。AMVERたちが手にした春のセットアップ。