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究極の財布供養したい財布たち

自己啓発本出してる系のエリートビジネスマン、風水の人、ファッション業界の偉い人・・・。とりあえず世のリア充な方々が絶対に口をそろえていう格言が、「財布はボロくなったら買い換えろ」ってヤツです。決して彼らの言葉に影響されてるわけじゃないんですが、こうして2008年からの財布遍歴を並べてみると、なんだかんだいって僕も1〜2年にひとつくらいのペースで財布を買い替えていることがわかります。金運UPを狙ってるわけじゃありません。究極の逸品ってヤツが見つかれば一生付き合っていきたいところですが、毎日使うものだけに、どうしてもちょっとしたアラが目に付いちゃうんですよね。
2008年から2年くらい使った「ワイルドスワンズ」は、名刺ケースのようにコンパクトなのですが、実はお札とカード、小銭が全部入る便利なヤツ。コバ磨きの美しさに加え、ガルーシャやクロコスエードなんていうちょっと変わったレザー使いもこちらのお得意で、とっても気に入っていたのですが、やはりなんだかんだサイズが小さすぎて継続使用を断念。まだクロコスエードの味が出きっていない状態ですし、これはもったいないなあ・・・。
その後に出合ったのが、「ディガウェル」。ちょっとモードなファッションブランドなのですが、こちらの革小物は英国製のブライドルレザーを使っていて侮れない出来なんです。色バリは豊富だし、ちょっと洒落たあしらいもいい。メゾンブランドものだとチャラくなりがちなアラウンドジップの長財布も、ここのならクールに見えるんです。最初はジーンズのポケットに収まるサイズを買ったのですが、その後はさらなる収納力を求めて、ネイビーの長財布に到達。領収書は死ぬほど貯められるし、靴とかカバンの色も気にしないで使えるし、そもそもカバンの中に入れっぱなしにするからそれほど傷まないし・・・これ、〝結論〟じゃね? しかしひとつだけ問題が。この財布の魅力でもあるお洒落ポイント=ジップまわりの白いテープが、どんどん薄汚くなっちゃうんです。僕、革の味は許せても白い布の汚れは許せない・・・。
よって最近は、同じディガウェルでもジップを使っていない、ギャルソンパース風の財布を使っています。これも相当洒落ていて大好きなのですが、ごくたまに現金が20万円を超えると、途端にホックが閉まらなくなるのが残念。うーん、まだまだ僕にとっての究極の財布は、見つかっていないようですね。
それにしても皆さん、使わなくなった財布ってどうしているのでしょう? 誰かにあげたり売ったりするもんじゃないし、かといって捨てるのも忍びない・・・。と思っていたら、世の中には「財布供養」ってヤツがあるらしいです。こいつらもそろそろ供養しちゃいますかね? いや、いや、それはもったいない・・・。うーん。