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Amvar が選ぶ、「今」ちょうどいい Amvai Item - 2016年7月飽きっぽい僕の為の夏の環境フレグランス。

ルームフレグランスとか、愛車の車内フレグランスってみなさんどうされているのでしょうか?僕の場合、部屋物に関しては20年近く使っているのが写真左のフィレンツェはサンタマリア・ノヴェラの VANDA SUAVIS だ。まだ日本に入ってくる前に、イタリア通の友人から素焼きの輪っかと共に貰って以来、ずっと使い続けている。まぁこの香りを言葉で表現するのは極めて難しいのだが、スパイシーな石鹸といったところかな。甘すぎず、フローラルすぎず、かつウッディーすぎない絶妙な頃合いなのと、知らない間に香りがなくなってくれる事、また時間が経って別の何かの香りにに変化しないで消え去ってくれるところがお気に入りなのだ。
この10年、アメリカの柔軟剤から始まったご家庭の香り革命もなんとなく一段落。アロマな装置の物まで含めれば選択肢は飛躍的に増えてはいるのだが、程よい濃度の好みの香りを安定的に漂わせるシステムが部屋物であればなーといつも思います。業務用のケミカルな物はあるみたいだけどね。
サンタマリアを漂わす、できれば火を使わない装置が出来ればいいのにと思います。
車に関してはいい物を見つけました。これまたフィレンツェのドットール・ヴラニエス社の自動車専用カーパルファム、『 CUOIO CLASSICO 』。これは甘いとスパイシーを掛け合わせてレザーの香りにしたと言う変わり種。極暑な車内でも対応のアルコールフリー。従来のカー用品店では絶対に売っていない外国臭である。
で、これもまた悩みの種なのが優れたディフューザーが無い事。しかし見つけました、日本製!ガラスの容器に浸透圧の芯が入りそのままエアコンの吹き出し口に差し込む仕組み(写真右)。元々はけっこう安っぽいケミカル臭の製品に付いているものだが、入念に洗って乾かすと見事にフィレンツェの香りを安定供給してくれるシステムに。こいつをイタリア人に見せたいぜ!このドットール・ヴラニエス社はマセラッティ専用の香りなんかもプロデュースしてるしね。でも視覚的に耐えうるディフューザーは重要です!香りと同じ位に。ホントに良いものなかなか無いのが現状です。