Fit in Passport に登録することで、あなたにフィットした情報や、Fit in Passport 会員限定のお得な情報をお届けします。

ページトップへ

一味違う酒呑みグラス小林家の夏休み自由製作奮闘記。

娘が小学生だった頃、毎年お盆休みは決まって伊豆高原で過ごしていました。休み明けから展示会が待っているし、1年で最もコスト高な時期にわざわざ海外っていうのも二の足を踏んでしまうんですよね。だから伊豆高原が落としどころなのです。初日は必ずプール。全天候型で最新なのに人まばらのありがたい施設で5〜6時間過ごす。そして常宿へ移動し夢の様な喰っちゃ風呂、喰っちゃ風呂を繰り返します。寝湯で寝落ちする最高のひと時。
こんな旅先で、今回のお題の酒呑みグラスは数年前に作りました。旅行中の雨の可能性も示唆して必ずマニアックなワークショップをアトラクションとして予約しておきます。手ひねり or ろくろでの陶芸は必ず参加、吹きガラスなんかもありました。伊豆高原は盛んなんですよね。なので普段使いの陶器は思い出の詰まった自作の逸品達なのです。写真のグラスは江戸切り子と同じ原理でまず図柄を決め、コップ曲面にトレース、そしてカッターでマスキング部分以外を切り抜く。あとはプロがサンドブラストで曇りガラスにしてくれます。そしてテープをはがすと出来上がりです。ま、いつもの事だが小林家3名、製作中は私語厳禁、個々があり得ない程の集中力を発揮します。インストラクターもひと通りの説明の後はほぼ放置プレーとなるんです。製作中の顔がヤバいんでしょうね。言葉を掛けづらいというか・・・。この水夫と人魚の切り子ガラスも図案的にはもっとシンプルでしたが、写しながら服のシワなどカスタムしまくりました。なかなか一発勝負のアドリブとしては良いのが出来たと思います。夏の思い出コレクションってな訳です。あっ、すいません。自分、実はお酒をまったく飲めませんので口にしません。湯上がりは高原牛乳一気飲みです。あしからず。