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頼りになる旅先小物ポートランド・橋の上の矢沢永吉。SLIK LIGHTYPOD 255 SC N

旅行小物のお題ですが、今回は旅先での撮影小物のお話しです。2013年の6月に仕事でオレゴン州ポートランドに一週間入りました。スロウガン用のコレクションプロダクトとして現地の撮影画像をインクジェットプリントでテキスタイル化するのが目的です・・・ と第三者委員会の先生には言い訳して何とか予算を捻出、当時流行り始めの Kinfolk 的世界観を現地で体験したかったのが真の目的でした。洋服企画業者にとって、現物サンプルが買えないエリアへの海外出張はなかなかリスキーなんです。どうしても費用対効果を求めてしまうんですよね。オレゴン通の知り合いに聞いても、皆,口を揃えて『物より事なところだよ。』と言うし・・・。ここポートランドはヨーロッパモードなんて当然ないし、N.Y 的サブカルチャーとも無縁。アウトドアの最新があったとしてもそれはファッションではなくてエキップメントの世界なんですよね。でも、行かねば!と腰を上げたのはやはり物の提案だけでは何か足りない時代の節目を感じていたのだと思います。
さて、ポートランドでとにかく押さえておきたかった画像が、街のランドマークとも言える鹿のネオンビルボードでした。プリント生地製作のためなので、手ブレ厳禁、夜限定、橋の上からの撮影となかなかの Bad コンディション。そこで日本から持ち込んだのがSLIKの1脚。3脚は3本足、1脚は1本足。3脚の完全固定とは違い1脚は上下以外はカメラを動かせる。これがすこぶる威力を発揮してくれたんです。深夜の撮影中、カメラの小さなモニター越しでは細かなブレまで完全には視認出来ないのですが、ホテルに戻って、パソコンつないで、まあ驚いた。生き様や言動がブレまくる人間が多い中、ブレてない画像とはこういうものなのかと感動すら覚えました。また、深夜1時過ぎでの街中徘徊撮影はえらく不審者オーラを醸してしまいますが、1脚を着けていると機材が『ちょっと仕事なんで・・・。』と代弁してくれて撮影は至ってスムーズにフィニッシュへ。まあ、カメラに1脚を付けて撮ってる様は、なんちゃって矢沢永吉のマイクスタンド裁き状態で、それはそれで充分怪しいアジア人だったに違いありません。真夜中にオレゴンの橋の上で「アイ・ラブ・ユーOK」・・・ですもんね。